赤ちゃんにも分けたい、家族で祝う新年最初のごはん
正月料理の代名詞のようになっている、おせち。実家で食べたり、親戚の家で頂いたり。初めての帰省を予定されている方は、
「我が家で作っても食べる間がない…。」かも。赤ちゃんが始めて食べる新年のごはん…と思うと、ちょっと作りたい気もするのですが、
でもでも、お正月の料理は、家族団欒(昔は団結!でしょうか)の意味合いが強いものなので、
おじいちゃんおばあちゃんや、たくさんの家族と一緒に食べられれば、それが一番、良いのかも。
しかし、師走の時期を縫ってでもやっぱり作りたい!とか、今年は帰省の予定が無くて…。という場合には、
せっかくですから、赤ちゃんと食べられるように、取り分けおせちにしてみましょう☆
という訳で、取り分け可能な正月料理レシピをいくつかご紹介します。
1.和風だしを準備する。(正統派和風だしをとる参照)
赤ちゃん用に、和風だしを大さじ1〜3程取って置く。
2.こんにゃくは、厚さ7〜8mmに切り、手綱型[縁結びの意味]にする。真ん中に切り目を入れ(写真;最上段)、その切り目から、片側を引っ張り出す。(写真;上から2番目)
里いもは8面体[末広がりの八につながるので、縁起が良い]になるよう皮をむいてから、表面のぬめりをサッと洗い流す。(写真;下から2番目)さやえんどう(絹さや)は筋を取り、矢羽根型[幸運を呼ぶ形]に切る。(写真;最下段)その後、ゆでておく。
にんじんは皮をむいて7〜8mmの厚さに切り、うめの花[花をつけると必ず実を結ぶ]型で抜く。
干ししいたけは、1カップの水につけて柔らかく戻す。柔らかくなったら、石づきを取る。戻し汁は取っておく。
れんこんは皮をむき、7〜8mmの厚さに切り、水にさらしてアクを抜いておく。
3.鍋に1の材料のうち、さやえんどう(絹さや)以外の材料を並べる。1を加え、中火にかける。沸いてきたら、砂糖を加え、
材料が柔らかくなるまで煮る。ここで、赤ちゃんの分を取り分ける。
一食分は、初期〜中期なら10〜25g、後期〜完了期なら、30〜40g程度だが、
少し、多めに取って置き、別の日用にしても良い。ステップに応じて、裏ごしするか、すりつぶす、もしくは、細かく刻む。
食べる時に1の和風だしを適量回しかけて、赤ちゃん分は出来上がり。里いものすりつぶすしを利用すると、適度なとろみがつけられる。
4.鍋に、砂糖(追加分)、酒、みりん、薄口しょうゆを加え、さやえんどう(絹さや)を加え、弱火で3〜5分ほど煮たら、火を止める。
煮汁ごと保存容器に移し、適時、盛り付ければ完成。さやえんどう(絹さや)は、浸らないように保存した方が、色が悪くならない。
*たけのこやごぼうも、お煮しめの常連ですが、匂いやアクが強いので、今回は外しました。
正当派だしで煮たお煮しめを
初期・中期・後期・完了期
*大人2〜3人分+赤ちゃん分*
- こんにゃく………1/2枚
- さやえんどう(絹さや)………10枚
- 里いも………小5個
- にんじん………1/2本
- 干ししいたけ………小5個
- れんこん………小1/2本
- 和風だし………450cc
- 砂糖………10g
- 砂糖(追加分)………10g
- 酒………25cc
- みりん………50cc
- 薄口しょうゆ………50cc
後期から完了期の赤ちゃんに。絹さやは食べにくいので、実際は刻まないと無理だと思いますが、
矢羽根型を刻んじゃうのも淋しいので、あけましておめでとう、の挨拶を終えるまでは、こんな風にセットして置くのも良いかな、と。
1.黒豆は水で優しく洗い、3倍の水に重曹小さじ1/2を加えて、ひと晩(5〜6時間)浸けておく。
2.その水のまま強火にかけ、沸騰してきたら弱火にして、アクをまめにとりながらゆでる。
沸騰直後に出てくるアクがすごいので、その時に丁寧にすくい取ること。(写真)もし、湯が少なくなってしまったら、足し湯をして、豆が湯から出ないようにする。
芯がなくなるまで、弱火でゆでる。(数時間)
3.豆が柔らかくなったら、鍋を火から下ろし、鍋ごと冷ます。人肌くらいになったら、
鍋ごと流水に静かにさらし、汚れた煮汁を取り替える。(写真;上下)
4.ここで赤ちゃんの分を取り分ける。
中期は、まず5〜7粒を取り、ステップに応じて、裏ごしするか、すりつぶす。これにミルクを回しかけて、黒豆ミルクにすれば完成。
後期〜完了期は、10粒前後を適当な大きさに刻んだ後、甘みをつける。完了期であっても、豆は必ず刻むこと。(万が一の誤飲防止)
耐熱皿に入れ、水と砂糖、水溶き片栗粉を回しかけ、ふんわりとラップをし、
電子レンジで様子を見ながら、20〜30秒程加熱する。とろみが付いていればOK。
5.大人用を仕上げる。鍋の水量を、ひたひた位に調節して、再度火にかける。
砂糖を加え、とろとろと煮含める。煮汁が少なくなってきたら、醤油を加え、また少し、とろとろ煮る。火から下ろし、
粗熱が取れたら、煮汁ごと保存容器に移す。ひと晩漬け込んでから、頂く。
*基本的に、どの作業も優しく行いましょう。そうしないと、黒豆の皮が破れてしまいます。
時間はかかるけど
作業は大変じゃないので、試してみて
中期・後期・完了期
*大人2〜3人分+赤ちゃん分*
- 黒豆(乾物)………1カップ
- 重曹………小さじ1/2
- <中期赤ちゃん用>
- ミルク(粉ミルクを水で溶いたもの)
………大さじ2
- <後期以降赤ちゃん用調味量>
- 水………小さじ2
- 砂糖………2g
- 水溶き片栗粉………小さじ1/2
- <大人用調味量>
- 三温糖………1カップ
- 醤油………小さじ1/2
中期頃の赤ちゃん用に。黒豆ミルク。でも、飲むというよりは食べる感じです。豆のつぶつぶ感があるので…。
砂糖ではなく、粉ミルクの甘みを使いたかったので、ミルクを使用していますが、牛乳でもOK。
1.大人用のつけ汁を先に用意する。酢、みりん、砂糖、塩をミルクパンなどの小鍋に入れ、ひと煮立ちさせ、赤唐辛子を加え、冷ましておく。
2.大根とにんじんは、皮をむき、5cm程度の拍子木(棒状)に切る。水からゆでて、やや歯ごたえが残る程度のところで、大人の分はザルなどにあげる。
赤ちゃん用は、鍋の中に残し、柔らかくなるまでゆでる。赤ちゃん用の一回分は、大根とにんじん、それぞれ数切れずつで良いが(初期なら1切れすつ、完了期で4切れずつ程)、
少し多めに取り、ゆでた後冷凍しておけば、別の日に利用出来る。
ゆでた後、初期〜中期はステップに応じて、裏ごしするか、すりつぶす。
後期〜完了期は手づかみ食べ用に。これで赤ちゃん用は完成。
3.先にあげた大人用を、1の液に漬け込む。野菜が温かいうちに漬けた方が味が染みやすい。
マリネされた状態に仕上がれば、OK。
*通常、紅白なますはもっと甘いと思いますが、個人的な好みで、やや甘さ控えめです…。
外せない?!紅白の組み合わせ
初期・中期・後期・完了期
*大人2〜3人分+赤ちゃん分*
- 大根………120g
- にんじん………120g
- <大人用合わせ酢>
- 酢………大さじ4
- みりん………大さじ2
- 砂糖………大さじ15g
- 塩………小さじ2/3
中期頃の赤ちゃん用に。柔らかくゆでた大根とにんじんをそれぞれすりつぶし、
そのペーストを野菜抜きに詰め、梅型に抜きました。
1.さつまいもは、皮を厚めにむいて3cm程の輪切りにした後、水にさらしてアクを抜く。
2.鍋に1を入れて水からゆで、沸いてきたら一度ザルにあげる。すぐに再び、水からゆでる。
(ゆでこぼしの作業は、さつまいもの臭いを取るため。)
柔らかくなったら、取り出して、熱いうちに裏ごしする。
火傷には注意すること。ここで、赤ちゃんの分を取り分ける。初期〜中期頃なら15g程度、
後期〜完了期頃ならば30g程度が、1回分。手づかみ出来るように、茶巾に絞る。茶巾絞りは、手順4参照。
3.大人用を仕上げる。あれば厚手の鍋に、裏ごししたさつまいもを入れ、砂糖、みりん、シロップを加えて
弱火にかける。焦がさないように練り混ぜればOK。(写真;左)
4.3の粗熱が取れたら、3を8等分程に分け、ラップに乗せ、
栗の甘露煮を包み、茶巾に絞れば出来上がり。(写真;右側上下)
*甘さはお好みで調節してください。このレシピ、砂糖の量は多くない方だと思います。
照りを出したい場合は、砂糖を増やします。
甘さの少ないさつまいものきんとん
初期・中期・後期・完了期
*大人2〜3人分+赤ちゃん分*
- さつまいも………1150g
- <大人用調味量>
- 栗の甘露煮………8粒程度
- 砂糖………15g
- 甘露煮のシロップ………大さじ2
- みりん………大さじ1
- 塩………少々
初期〜中期頃の赤ちゃん用に。裏ごししたさつまいもを白湯で溶いて。
粉ミルクと合わせてもOK。